この記事では『地頭力を鍛える フェルミ推定ノート』という本の使い方を紹介します。
この本は
- フェルミ推定をやってみたいけど、どんな問題があるの?
- 『地頭力を鍛える』って本を読んだけど、結局フェルミがなにかわからなかった…
- フェルミ推定が就活で必要だけどどうやって勉強したらいいの?
と思っている人におすすめできる「フェルミ推定」の解き方が学べる本です。
『地頭力を鍛えるフェルミ推定ノート』の効果的な使い方を徹底解説!
解く前によく使う数字を知っておく
フェルミ推定には「人口」とか、よく使う数字があるので、
例題を解く前にザッと見ておくと学習効率が上がります。
よく使う数字はこの記事で確認できます。

解答の根拠をメモしながら、例題を解く
例題を解くときはノートなどに、自分なりの解答の根拠をメモします。
「この数値を求めるには、この数値がわかればいいから…」というように例題を解くための根拠をメモしておきます。
これはリーズニングという勉強法です。
このリーズニングをすること無く問題を解いてもあまり効果がないですね。
「自分はこう考えた」という思考回路の形跡を残して下さい。
そして解説を読み、自分の思考回路がどう間違っているのかをハッキリさせる。
大抵の人は、文字として残さないと「どこが間違っているのか」を高確率で忘れます。
自分の思考回路をしっかりと修正するために、問題を解くときには根拠をメモしておきましょう。
自分の論理と解答の論理をすり合わせる
問題を解き終えたら答え合わせをします。
フェルミ推定では、正解の数値を導くことより、思考のプロセスが重要視されるので、
導き出した数値が解答に近くても、解くときに根拠を明示できなかった、あるいは根拠が違っていた例題にはチェックを付けておきましょう。
そういう問題は「間違えた」と考えて、しっかり復習しましょう。
もう一度、同じ問題を解く
解説を読んで理解したら、その直後にもう一度問題をときます。
このとき、ただ解くのではなくて、
誰かに説明するように解き直すのがポイントです。
多分、最初は上手く出来ないはずです。
それは解説を十分に理解してないからなので、
もう一度解説を熟読して、再び解説を試みればOKです。
就活生なら面接官に説明するようにフェルミ推定の例題を復習すると、
面接の練習にもなるので、効果的ですね。
『フェルミ推定ノート』のゴールは?
ゴールは「全ての例題を他の人に解説できるようにすること」
『フェルミ推定ノート』の例題は全部で30問あります。
この問題を全部他の人に解説できるようになることが『フェルミ推定ノート』のゴールです。
30問全ての解説ができるようになると、
『フェルミ推定ノート』に書いてある思考回路が使いこなせるようになるはずです。
最初はここを目指して学習を進めましょう。
例題を全部解き終わったらどうする?
巻末の厳選100問を解く
『フェルミ推定ノート』の巻末には「フェルミ推定問題 厳選100問」というのがあるので、
例題の解説ができるようになったら、挑戦しましょう。
厳選100問には解答がないので、他の人に説明してみて正解かどうか判断します。
Twitterで「#フェルミ推定」でつぶやくと、フィードバックもらえるので、おすすめです。
自分で問題を作る
厳選100問も解き終わったら、自分で問題を作りましょう。
やり方はカンタンで、気になった数値をググる前にフェルミ推定すればOKです。
推定で出た数値がずれていたら、自分の思考回路を修正して、推定の精度を上げていきましょう。
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