- 「レポートの書き方わかんない!」ってなってる人
- 「なぜかレポート課題の点数がめっちゃ低い…」と悩んでいる人
- 「レポートのちゃんとした構成なんて習ったことない…」と絶望している人
この記事では、基本的なレポートの書き方について解説します。
ここでいう「基本的なレポートの書き方」とは、
「序論・本論・結論」からなる3段構成のレポートのことです。
ちなみに私は,
大学でのレポート課題に加えて、Webライターとしてレポートの執筆もしています。
つまりこの記事でレポートの基本を押さえれば、
レポートの代筆でお金もらうことも可能ってわけです。
最後まで読んで、レポートの基本を身につけてくださいね。
*「書き方とかいいから、とにかく課題を終わらせたい!」
という方にはこちらの記事がおすすめです。

基本的なレポートの書き方【序論・本論・結論の構成です】
タイトルにもある通りレポートは「序論・本論・結論」の3段構成が一般的です。
この構成はどこかで聞いたことあるかもです。
でも「序論・本論・結論にそれぞれ何をかけばいいのかわからない!」
って人が大半だと思います。
実際、レポートの構成は教えてくれても、書くことまで教えてくれる人って少ないですからね。
ということで、これ以降では
「序論・本論・結論の各パートで何を書けば良いのか?」を詳しく解説していきます。
序論に書くこと
レポートの序論に書くことは以下の3つの要素です。
- テーマに関する仮説
- 1.の仮説を検証する方法
- レポートの結論
ひとつづつ詳しくみていきましょう
テーマに関する仮説
まずは「テーマに関する仮説」を書きます。
テーマは講義ごとに異なるので、自分で「テーマに関する仮説」をたててください。
「そんなこと言われても、仮説なんてどうやってたてるの?」
という人がいるかもしれません。
そういう人は「与えられたテーマの一般論」を否定すれば仮説になります。
例えば、「子どもの読解力についてレポートを書け」みたいな場合で考えてみます。
このテーマの一般論は「子どもの読解力は下がっている」でしょう。
つまり「子どもの読解力は下がっていない」が仮説になります。
こんな風に一般論を否定しておけば、仮説はたてられます。
*仮説のたて方については『イシューからはじめよ』という本がおすすめです。
1.の仮説を検証する方法
次に「①の仮説の検証方法」を書きます。
具体的に言うと「なぜこの検証で仮説が実証できるのか?」という理由を書きます。
さっきの「子どもの読解力についてレポートを書け」の例でいうと、
仮説が「子どもの読解力は下がっていない」なので、
検証方法は、「PISAの読解力のポイントを過去と現在で比較する」になります。
なので、「PISAの読解力のポイントを過去と現在で比較すれば、本当に子どもの読解力は下がっているかがわかると思いったので比較をおこなった」と書けばOKです。
検証方法は3つくらいあると、レポートの文字数的も埋められるのでいいですね。
「3つも検証方法がみつからない…」
という場合は、仮説を立てるところからやり直せばOKです。
レポートの結論
序論の最後に書くのは「レポートの結論」です。
「えっ!序論にレポートの結論を書くの?」
と思われるでしょうが、書きます。
序論にレポートの結論を書くメリットは、書いている途中で結論がブレなくなることです。
レポートを書いている間に、いろいろなデータが出てくるので、
「あれっ、なんについてのレポート書いてたんだっけ?」ってなりがちです。
なので、序論に結論を書いてゴールを固定することで
「あれっ、なんについてのレポート書いてたんだっけ?」が防げます。
あと序論にレポートの結論を書いておくと、読み手が何の話をするのか事前に予測できるので読み手のためにもなります。
書き手は結論がブレないし、読み手は展開がわかって読みやすいという感じで、互いに得できるので試してみてください。
本論に書くこと
本論は、序論で書いた仮説の検証方法を詳しく書きます。
本論はデータの貼り付けが多くなるので、自分で考えて書く量は少ないですね。
1つだけ注意するのは「仮説とデータに関係があるか?」です。
さっきの「子どもの読解力についてレポートを書け」の例でいうと、
「子どもの人口のデータ」はまったく関係ないデータですよね。
仮説とデータの関係性は「このデータってなんのためにあるの?」と問いかけて、
紙に答えを書き出せばOKです。
あとは、引用のやり方に注意が必要です。
引用のやり方はこちらにまとめてあります。

結論に書くこと
結論に書くことは、序論・本論の要約です。
結論は今までのことをまとめるだけなので、労力はほぼゼロです。
さっさと書いてしまいましょう。
さて、ここまでレポートを書いて
「ヤバい!文字数が足りない!」ってなってる人がいるかもしれないですね。
そんな人のために、結論に書くべきことをもう1つだけ紹介しておきます。
それは「今後の課題」です。
「子どもの読解力についてレポートを書け」の例でいうと、
「今後の課題」は「日本以外の国との比較」とか
「テストの形式が平均得点に与える影響」になります。
「今後の課題」は手軽に書けるし、テーマに対する学習意欲を読み手に示せるのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
以上が、基本的なレポートの書き方です。
まとめると下のような感じですね。
- 序論→仮説・検証方法・結論の3つを書く
- 本論→検証方法を詳しく書く
- 結論→要約する(+今後の課題)
これでレポート課題が出ても大丈夫ですね。
ぜひ、参考にしてみてください。
関連記事
「レポートの課題が意味わからなすぎて、何書けばいいかわからない…」
という方にはこちらの記事がおすすめ

「大学のレポートじゃなくて、ビジネス文書の書き方が知りたい!」
という方にはこちらの記事がおすすめ

コメント